ウイスキーをさらに味わい深く〜サントリー樽ものがたりオンラインショップ〜 2022年7月アンケートキャンペーン
サントリー樽ものがたりは、何十年もの時間をかけてウイスキーを育んだ樽を再生し、 ウイスキーシーンを盛り上げる色々なアイテムを提案しています。
今回は、ウイスキーづくりを象徴する装置の一つである「ポットスティル」を卓上サイズに再現した商品を、 ウイスキーの製造工程とともにご紹介します。
ウイスキーの製造工程は、大きくは原料の違いから「モルトウイスキー」と「グレーンウイスキー」の二つに分かれます。
「ポットスティル」が登場するのはモルトウイスキーの製造工程。まずはモルトウイスキーの製造工程を見てみましょう。
サントリーは、特徴ある多様なウイスキー原酒を生み出すために、大きさや形状の異なる複数のポットスティルを使い分ける、世界でも稀なウイスキーメーカーです。
山崎蒸溜所、白州蒸溜所に設置されている様々な形状のポットスティルの中から、ストレートタイプ、バルジタイプ、ランタンタイプの3つの形状を、ウイスキーを長い年月かけて熟成したウイスキー樽を再生したオーク材を使って再現したのが、「樽オーク ポットスティル」。
サントリーのウイスキーづくりへのこだわりを存分に感じていただけるアイテムです。
●ストレートタイプ
1923年、サントリー山崎蒸留所に初めて設置されたのが ストレートタイプのポットスティル。揮発しにくい成分がそのまま移行するため、力強く重厚なタイプの酒質を生みます。
●バルジタイプ
ボディにある球状のふくらみが特徴のバルジタイプ。サントリー山崎蒸溜所に設置されています。揮発したアルコール分が循環する構造のため、ストレートタイプと比較して、軽快な味わいの酒質を生み出します。
●ランタンタイプ
円錐形のふくらみとくびれをもつランタンタイプ。内側の表面積がストレートタイプよりも広くなることで、より軽快な味わいの原酒を生み出します。サントリー白州蒸溜所にも複数設置されており、冷却器へと向かって伸びる首「スワンネック」の角度を変えることで、味わいや香りに変化をもたせています。
胴部のふくらみや首の微妙な角度や長さなど、常により良い品質と日本人の繊細な味覚に合った味わいを追求し、改良が重ねられてきたポットスティル。それぞれに個性的なスタイルを手元で眺めながらウイスキーを楽しむのは、至福のひとときではないでしょうか。
ポットスティルの特集はいかがでしたでしょうか。
これからもウイスキーの魅力をお伝えする特集と、商品のラインナップを充実させてまいります。
ぜひ皆様のお声をお聞かせください。
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