1 始まりは、オークの森
巨大で風格のある姿から「森の王(King of Forest)」と称されるオーク(楢/なら)の木。大自然の中で育ったオークを厳選します
2 製樽
木の中心部分から放射線状に切り出された「柾目板」を使い、熟練した職人が、長い貯蔵期間に耐えるウイスキー樽を製作します
3 ウイスキーの熟成
樽に原酒を詰め、貯蔵庫で長い年月をかけて静かにウイスキーを熟成させていきます。まさしく「ウイスキーのゆりかご」です
4 解体された樽
樽としての役目を終え、解体されます。
解体された樽の側板は湾曲しています
5 曲げ伸ばし加工
湾曲した材を蒸煮し、いくつかの工程を経てまっすぐな材へと伸ばします。
表面を加工し、樽材として再生します
6 家具に生まれ変わった樽
時をかけてウイスキーを育んだ樽が、ウイスキーのある生活を演出する家具やインテリアとして、生まれ変わりました
樽の名残
柾目板ならではの虎班(とらふ)模様や、樽であった証のウイスキーのしみ跡や釘跡が現れることがあります。樽材ならではの魅力です